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CFT構造賞

2022年度 CFT構造賞

横濱ゲートタワー
建築場所:神奈川県横浜市西区高島一丁目
建築用途:事務所、店舗、プラネタリウム、駐車場等
階 数:地下1階、地上22階、塔屋0階
建築面積:約6,153㎡    延床面積:約83,815㎡
軒  高:97.28 m
主体構造:
   地下SRC造(一部RC造)
   地上 柱:CFT造(充填コンクリートFc48,60,70)
            梁:鉄骨造
建築主:鹿島建設(株)、住友生命保険(相)、三井住友海上火災保険(株)
設計者:鹿島建設(株)
施工者:鹿島建設(株)
選考理由:
(意匠)先進企業の誘致を目指し、オフィスワーカーに配慮した施設を導入した高機能オフィスを計画。
            プラネタリウムを付帯し、横浜のみなとみらい地区の街づくり計画(歩行者空間ネットワーク)
            の一部をなすものとした。
(構造)CFT柱を使用した鉄骨造ラーメン構造で、片側偏心コアプランとしている。偏心コア部に
            制振装置を配置。
(耐火)CFT柱には、大臣認定を取得した耐火被覆構造(同社を含むゼネコン15社で共同開発し、
            現在一般販売)を積極的に採用し、耐火被覆の厚さを半減した。
(施工)施工者として、横浜地区で最大強度となる充填コンクリート強度Fc70を施工した(これまで
            他社施工物件を含めてもFc70は殆ど実績なし)。また、アジテーター車の現在地をリアルタイムで
            確認できる運行管理システムを使用し、生コンの品質確保に貢献。
(普及)CFT柱の耐火被覆を削減する大臣認定取得工法の積極的な採用、並びに、レディーミクストコンクリート
           工場3社を実機試し練り時から技術指導し、充填コンクリートFc70の安定供給を図った点が評価された。





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